チャべログ

チャベス(@ChabesuB)のブログ。Notionのこと、プログラミングのこと、日常のこと。

Notion API 経由で追加したページの作成者を Notion のアカウント名にする(小細工)

Notion AI
この記事を要約して

【Notion AI の要約】 この記事は Notion API 経由で追加したページの「作成者」を Notion のアカウント名にする方法について解説しています。通常のページと違って「作成者」がコネクト名となるため、記事では関数を使用して「作成者」を置き換える方法を紹介しています。また、関数を使用することでフィルタをかけることができます。 【記事の文字数】849 文字

iPhone や Mac から Notion のデータベースにさっとメモが取れるショートカット」という記事で iOS 用のショートカットを配布しているのですが、Twitter の DM で以下のような相談がありました。

「作成者」をコネクト名(インテグレーション名)ではなく、Notion のユーザー名にできないか

ショートカットや Fast Notion のような Notion API 経由で作成したページは、通常のページと違って「作成者」がコネクト名となります。

例えば以下の画像の場合、一番上は Notion で普通に追加したページ、真ん中は Fast Notion で追加したページ、一番下は上記の記事のショートカット経由で追加したページです。それぞれ作成者が違います。

「Notion 上で追加したメモ」、「Fast Notion」経由、「ショートカット」経由

DM でご相談いただいた内容は、自分の知る限りだと現状できません(上の画像の場合、作成者を全て「チャベス」にする)。

ただし、フィルタをかけることが目的の場合は関数で実現することができます。

関数の内容

or(prop("作成者") == "chabesu_1st_integration", prop("作成者") == "チャベス") ? "チャベス" : prop("作成者")

上の関数では、Notion 上で作成した場合と、「chabesu_1st_integration」というインテグレーションを使った場合を「チャベス」に置き換えています。「チャベス」というユーザー名や「chabesu_1st_integration」というコネクト名(インテグレーション名)はご自身のケースに合わせて置き換えてください。

結果は以下のようになります。もし対象のコネクト(インテグレーション)を増やしたい場合は、 or 関数で条件を増やしていくことで対応できます。

インテグレーション名を「チャベス」に置き換えた

おわりに

DM でいただいたご相談内容を記事にしてみました。お力になれるかはわかりませんが、もしご相談がある場合は X (Twitter) の DM やリプなどでお気軽にご相談ください。